五大エージェンシー株式会社では、建築業、設備メンテナンス、製造業など様々な現場にスタッフを派遣しています。
その中でベテランスタッフを中心に活躍中の「プラント設備の施工・安全管理 責任者」の仕事について紹介すべく、
スタッフAさんにインタビューを行いました。Aさんとのお話で「プラント設備」って何?
「施工・安全管理責任者」ってどんな仕事をするの?ということがご理解いただけると思います。
「プラント設備の施工・安全管理 責任者」Aさんのインタビューにはお客様であるB社のCさまも同席いただき貴重なお話、ご意見をお伺いすることができました。
社内のホームページ掲載用のインタビューにお客様が登場いただけるという点からも、五大エージェンシーとお客様との密な関係、風通しの良さがわかっていただけると思います。
それではゆっくりとご覧ください。
―まずは自己紹介をお願い致します。
Aさん:はい、五大エージェンシーでプラント設備の施工・安全管理を担当しています、Aと申します。
現在51才、五大エージェンシーには4年程お世話になっています。
Cさま:B株式会社の事業所で所長をしていますCと言います。
五大エージェンシーさんにはAさんをはじめ、みなさまにはいつもお世話になっています。
―Aさんは「プラント設備の施工・安全管理 責任者」とのことですが、
「プラント」というのはどのような場所のことでしょうか?
Cさま:私より説明します。私達の現場は「発電プラント」ということになります。
「プラント」は比較的大規模な工場や作業所で、発電所や石油精製工場、製鉄工場、製造工場などでも
稼働するため電気を使いますので、そういった場所が私達の仕事場になります。
―そのプラント内で「プラント設備の施工・安全管理 責任者」はどのような仕事をしますか?
Aさん:プラント内にはボイラーやタービンなど大きな設備があります。
それらの設備を日常の点検、さらに1年または2年に1回しっかりとメンテナンスする定期点検を行っています。
そのような仕事は、B株式会社様を中心に五大エージェンシー(株)やその他の協力会社のスタッフが集まって
総勢数10人から多ければ250人以上の作業員が仕事をします。
具体的には機械設置、管工事、電気工事、とびなど様々な技能を持ったスタッフが集まってそれぞれの仕事をします。
私の仕事は①現場巡回して安全管理、②安全管理の書類作成等があります。巡回しての安全管理が重要で「安全屋さん」と呼ばれています。
朝礼後の午前・午後には、1ヶ月から数ヶ月に渡る作業が無事故、災害ゼロで進められるように現場を巡視します。
ルールに違反している行為を見逃さないように修正する様注意を促したり、安全教育をしたりします。
具体的には、高所作業で安全帯のフックがしっかり取付られているか、ヘルメットのかぶり方(あごひも)の確認、近道をするため入ってはいけない所に入っていないか、柵を越えたりしていないか等の不安全行動や基本的なことも見逃さず安全を確認します。またお客様それぞれに規定されたルールがありますので、そのルール遵守するよう巡回します。
―仕事において気をつけていることはありますか?
Aさん:基本的には現場の人達と仲良くしないといけないのですが、かと言って甘くしてはいけません。
きちっと線を引いて注意すべきところは注意すること(見過ごさないこと)は大切ですね。
あとは和気あいあいとした現場の雰囲気を作るためにきちんと褒めたり逆にいじられたりもします。
注意したことを理解して守ってくれれば嬉しいですし、やってくれて「ありがとう。」と伝えます。
注意しても「うるさいなぁ」と思われてもダメで「ありがとう」と素直に思ってもらえる様コミュニケーションに気をつけています。
―「プラント設備施工・安全管理 責任者」になるには必要な資格などはありますか?
Aさん:私は前職ではエネルギー関連の会社に勤めていましたが、いろいろな経験して現在「施工管理安全管理責任者」をしています。
Cさま:資格などはこれを持っていなければならないというものはありませんが、国家資格・電気工事士・フォークリフトなどの資格や知識があると、より広く現場のことがわかっていると思います。将来的に管理担当者を目指すなら現場の仕事から覚えていけばいいでしょう。
現在の仕事場では、現場独自の資格として「安全管理責任者」の試験に合格して管理担当者になる事が出来ます。
―仕事のやりがいについて教えてください。
Aさん:仕事としては1ヶ月から6ヶ月、長いものだと1年くらい続く仕事もありますが、
誰も怪我をしないこと、無事に帰ってくれることが使命ですから、
無事現場が終わると責任が果たせたとほっとするとともに達成感、やりがいを感じますね。
お客様に「いつもありがとう」「安全をありがとう」と言われると嬉しいですね。
また、電力などライフライン、市民生活に関わる部分ですから万全の注意で絶対現場を止めない、
という使命感を感じながら仕事をしています。
―どのような人に向いていますか?
Cさま:安全に気をつけているということは、例えば高所から落ちることはない「だろう」と
考えるのではなく落ちる「かも」しれないと思って常に先を読んで危機感を持って仕事をすることが大切です。
現場の雰囲気としては、コミュニケーションという点では基本的には仲良く楽しくワンチームで助け合う。
担当は分かれていますが質問をしたら教えてくれる、道具を貸して助けあったり人が足りないと応援に行ったりします。
そのような雰囲気作りのために、自分から話しかけていける人、コミュニケーションが取れる人は即戦力ですね。
Aさん:あとはフットワークが軽い人、自分から動ける人が良いと思います。
自分が動かないと人が動かない、だからまずは自分が動く。口だけではなく動いてみる。
そして人が嫌がるような仕事でも自ら進んでする。周りに気配りができる人はいいですね。
礼儀正しさや規律という点では「体育会系」の人には向いてるかもしれません。
あともう一点、休みが多い仕事ではありませんのでどちらかというと、たくさん働きたい人にはいいと思います。
残業は30分~1時間程度することがあります。水曜日は定時退社日です。
土曜日と日曜日は休みですが、GWとお盆、正月は仕事になることが多いです。
また春や秋に3~4か月に渡って行われる「定期点検」の間は休みが少なくなります。
また、年功序列の仕事ではありません。
若くしても技術があって能力が発揮していれば年下でも工事責任者になったりという実力社会です。
頑張ればステップアップも早いと思います。
プラントはエネルギー関連などライフライン等の電気関連ですので、仕事としてなくなることはないですし人手不足です。
ぜひ興味のある方はチャレンジして欲しいと思います。
「プラント設備の施工・安全管理 責任者」の1日として、
ある現場の定期点検中業務の始業から終業までをご紹介します。
詰所にて社員ミーティング
責任者ミーティング
各部門の責任者が集まって
注意事項・連絡事項が共有されます。
全体朝礼
現場の全員が参加しての全体朝礼、体操をして朝礼。
KY活動(危険予知活動)担当に分かれて小ミーティングを行います。
作業開始
自身の担当エリアに段取り指示、当日、明日以降の作業調整を行います
休憩
作業
担当エリアを巡回、安全巡視をします
昼休憩
構内詰所にて持参の弁当または配達のお弁当をいただきます
午後の作業
発注主であるお客様とのミーティング
休憩
作業
翌日以降の作業予定の調整をします。昼シフト夜シフトの仕事に
見合った必要人数を確保すべく人員の調整を行います
定時業務終了
書類の作成等で30分から1時間程度残業をして業務終了します。
水曜日は定時退社日になっています。
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